夜の太陽

               時々 僕は 夜が恐くなるんだ

               夜は いつも一人

               だから 雷の音も 犬の遠吠えにも…

               恐くてたまらなくなるんだ

 

               一人は慣れていたのに

               日が落ちると 何もかもがなくなったみたいで

               自分を守ってくれるものが ない気がする

     

               暗闇の中 僕は どこにいるのかわからない

               一人で 光へ通じるドアを探す

 

               そして 一本の光が 僕の目の前を通った

               目で後を追う

               月だ

               窓の外に 大きな月と 数々の星…

               太陽の光で 月も光っている

 

               その時 わかったんだ

               夜の太陽は静かに 僕を照らすのだと…






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