奔流

 

時代の流れに押し流され、あえなく散った我らが誠、

 

誠とともに消え入った友よ・・・・・

 

今も残る汝が姿、

 

せめて我が逝くまでに

 

その雄姿世に留めん

 

最後にかわせし言の葉を

 

胸に抱いてこの時を、

 

汝が心と泳ぎきらん

 

 

中島登(新撰組隊士)

戦友絵姿・・・・新撰組隊士たちを描いた絵です。

中島登は後年、成功し何一つ不自由ない生活となりますが、

胸の中には常に、逝ってしまった友の姿があったように想います。

友のイメージは蟻通勘吾、この人は5月11日、つまり土方副長と同じ

日・・・・新撰組の消滅とともに亡くなっているので・・・・

後は横倉甚五郎さん・・・・

でも中島さん・・・・・・副長の説明に赤子の母を慕うがごとし・・・

はないでしょう・・・・・

でも副長・・・・なくなったときに

その長死すを聞き赤子の慈母を失うがごとく

(死んでしまったときに母親を失ったこどものように)

泣き叫んだって・・・・・・

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