なぜテニプリであるのかわからないが・・・？

虹色活性化企画『果実』

イチゴ狩り〜青学編〜

なんだかんだといいながら仲良しなのがこの学校

「何で、遠足が１，２，３合同でイチゴ狩りなんでしょうね・・・青学って・・・」

なんとなく・・・クラスから離れて部活のメンバーが集まった。

青春学園テニス部レギュラーたちがおのおの籠やら箱やらを持っている姿はどことなく

哀愁を誘うものがあった。

・・・・・・・まだ中学生なのに・・・・・

入れるよりは食べるほうが多い中、せっせと摘んではいれ、摘んではいれしているのが

青学��2にして天才、不二周助

そして、

青学のブレーン、乾貞治

・・・・・・いやなコンビである・・・・・・・・

彼らの周りを取り囲み、恐怖に満ちた顔をしているレギュラー陣＋テニス部員

をよそに真剣に腰をかがめ手を動かしている彼ら、

不二はまだしも、長身の乾などさぞかし体制がつらいだろうにまったく

苦にしていない。

「・・・・・・・あのー不二先輩・・・・・真剣ですね・・・？イチゴ・・・好きなんですか？」

恐る恐る桃が問いかける、

イチゴを食べる不二周助・・・・・・・・・・

怖い・・・・果てしなく怖い！！！！

ヴィジュアルやルックスの問題ではない！！

それなら似合う分類に入るのだが・・・・・・・

人間の食べ物ではない野菜汁をおいしそうに飲み、

激辛命の味覚音痴がイチゴ！？

似合わない・・・・・・・ものすごく似合わない！！！！

「いや、裕太が好きだからさ、持っててあげようと思って・・・」

あっさりと返答した不二に皆が胸をなでおろす。

そうでした・・・・・彼の弟、不二裕太、

幸か不幸か兄の周助は弟思いである。

（どこかの管理人も実の弟が裕太ぐらい可愛かったら寝ているときに口の中にわさびを突っ込む

など、鬼のような所業をしなくてもよいのだが・・・・・・）

その彼の好物がイチゴなどの甘いものなのだ。

めったに会わない弟への兄の優しさ・・・・・・・・・

そうだ！！そう思い込むんだ！！！

と桃を代表に部員たちは心の中で叫ぶ。

「・・・・・乾先輩は何でっスか？」

命知らずの天才ルーキー、が尋ねると

あっさりと、

「いや、青酢がいまいち健康によさそうって感じじゃなかったから・・・・・・

今度は紫なんてどうかなって・・・」

その言葉に今度こそ、テニス部員は凍りついた。

ちなみにそれを目の端に止めながらも、せっせと家族のためにお土産を作ろうと

摘んでいるのが手塚と大石、そして河村である。

その他の学校

〜氷帝編〜

多分・・・・・レギュラーは何もしなくていいと思うな・・・・・・

きっと、跡部とかはふんぞり返っててもイチゴが勝手に集まって

来るんだろう。

そして、きっとレギュラーと準レギュラーのトップはハウスが別だろう、

「おい！！跡部！！サボってないで取れや！！イチゴ！！！」ｂｙ忍足

「うっせぇーよ、おい！樺地！！コーヒー買って来い！！」ｂｙ跡部

「ウス」ｂｙ樺地

「あはは、部長がイチゴ摘んでるとこなんてあんまりみたくないですね！！」ｂｙ鳳

「長太郎・・・・さわやかに痛いこというなよ・・・・。」ｂｙ宍戸

「下克上だ・・・・・・・」ｂｙ日吉

「・・・・日吉・・・・まだ跡部に土産用のイチゴつみ命令されたの根に持ってるのか？」ｂｙ向日

「ＺＺ−」ｂｙジロー

それを傍目に別のハウスでイチゴ摘みに精を出す。

２００人の部員たち。

もちろん掛け声はあれ

勝つのは氷帝！！というやつである。

・・・・・・・・・・・農家の人がかわいそう・・・・・

〜山吹編〜

「あははｖｖｖラッキー！！ほら、こんなに大きいよｖｖ」ｂｙ千石

とりあえず千石は恐ろしい勢いで大きいのだけを見つけていく。

「ちっ」ｂｙ亜久津

途中で我慢が限界になった亜久津が暴れそう・・・・・

「あー！！先輩イチゴ踏み荒らしちゃダメですー！！！」ｂｙ太一

地味ーズは仲良く他の部員とイチゴ狩り・・・・

〜聖ルドルフ編〜

ここの場合はせっかくなので青学後日談を・・・・・

「裕太〜家族から差し入れが来てるだね〜」ｂｙ柳沢

「本当ですか！？」ｂｙ裕太

「くすくす、そういや青学の遠足はイチゴ狩りだったね。」ｂｙ木更津

「・・・・・送り返しなさい・・・・・・」ｂｙ観月

「まぁまぁ、せっかく弟君のために・・・ぎゃぁああ」ｂｙノムタク

「裕太君、殺しちゃだめですよ、いくら人数うめでもいないと困りますからね。」ｂｙ観月

「・・・・・・・イチゴごときで我が部は殺人者を出すのか・・・・・」ｂｙ赤澤

「部長！！しっかりしてください！！」ｂｙ金沢

苦労人コンビここに推参

〜不動峰編〜

＜管理人本命＞

「いいか！！絶対にみんなノルマは達成するぞ！！！！！」ｂｙ橘

「「「「おお！！！」」」伊武以外の部員

「これでテニスボールが買える・・・・・・」ｂｙ石田

「せめてダンボールの部の看板・・・ベニヤ板ぐらいには・・・・・・」ｂｙ桜井

「大体さぁ、なんで部費がでないのかなぁ・・・おかしいよなぁ・・・・

やっぱ呪お・・・・・・」ｂｙ伊武

「・・・・深司・・・冗談になってない・・・」ｂｙ神尾

「行こうぜ、全国！」（関係ない）

「「おお！！！！！」」

なんかすごく貧乏そうなイメージ、

ちなみに売却先は立海大付属（神奈川まで！？）

そんな庶民的（？）不動峰であってほしい。

後書き

春といったらイチゴ、イチゴといったらそりゃ取り放題でしょ？

という安直な考えからなぜかテニプリキャラにイチゴ狩りをさせて見せました。

最近不二裕太と宍戸亮に怖いくらい愛情を注いでます。

次が神尾

学校じゃ圧倒的に不動峰ですね。

次に氷帝、青学・・・って感じ・・・・・

南海さんが王子好きなので王子もっと出せばよかったかな・・・？

＊この小説アップ時、亜久津が阿久津になっておりました。

亜久津ファン、ならびにテニスの王子様ファンの方まことに申し訳ありません。

後、橘さんの台詞は「行くぞ！全国！！」ではなく「行こうぜ、全国！」

だと思います・・・・（自分不動峰ファンなのに・・・・）

重ね重ねすみませんでした。